骨盤の歪み

こんなお悩みはありませんか?
友人と出かけることが多く、座っている時に姿勢を指摘されたことが何度かあり、姿勢を正しくしたいと思っている。
普段仕事でデスクワークをしていて、座っている時に左右のバランスが違うと感じることが多い。
出産前に履いていたジーンズが産後に履こうと思ったところ履けなくなってしまっていて、とてもショックだった。
授業中座っていると腰が痛くなってくる。家族にも食事中など、姿勢のことで注意されることがあり気にしている。
歩いているときに左右のバランスが違うのか靴の底の減り方がバラバラで、それによって歩き方も傾いているように感じることがある。
骨盤の歪みについて知っておくべきこと
骨盤の歪みは、骨格の歪みから生じると言われています。また、日常生活における左右のバランスが取れていない座り方や、幼少期からの癖などによっても、骨盤が歪んでしまうことがあります。
さらに、ケガの影響やスポーツが原因で歪むこともあるとされています。ケガをしてしまうと、左右で使用する頻度や力の加減に差が出やすくなります。それにより、体の重心が傾くことで歪みが生じてしまう可能性があります。
また、仕事においても長時間の座り姿勢や、無理な体の使い方、重労働によって筋肉に負担がかかると、腰痛や肩こりの原因となることがあります。筋肉は骨に付着しているため、筋肉が常に引っ張られている状態になると、骨格にも影響を与え、歪みの要因となることがあります。
症状の現れ方は?
骨盤の歪みは、上記で述べたように筋肉への負荷や、これまでの生活習慣によって現れることがあります。
例えば、スポーツをされている方は、競技中にラケットを持つ動作や、利き足でボールを蹴る動作などにより、片側に力や負荷がかかりやすくなります。そのような動作が習慣化すると、日常生活でも無意識に利き手を多く使ってしまったり、利き足に重心がかかりやすくなります。これが積み重なることで、左右のバランスが乱れ、骨盤の歪みが生じてくる可能性があります。
また、デスクワークをされている方も、ほぼ一日中座ったままでパソコン作業や事務作業を行うため、筋肉がその姿勢のまま固まりやすくなります。筋肉が硬くなると、肩が内巻きになったり、猫背になってしまい、背骨の歪みが生じ、骨盤にも影響が出てくることが多く見られます。
その他の原因は?
骨盤の歪みが現れてしまう原因として、身体の使い方が左右均等でないことが一因と考えられます。人それぞれに利き手や利き足があるため、どちらも全く同じ頻度で使うことは難しい場合が多いです。したがって、使っていないほうの手足も意識的に動かすようにすることが大切です。
スポーツをされる方であれば、利き手だけを使って練習するのではなく、完全に同じ頻度でなくても問題ありませんが、利き手ではない方でもラケットやボールを扱うことで、左右のバランスの崩れを抑えることにつながります。
また、デスクワークをされている方も、長時間同じ姿勢で作業を続けると、同じ筋肉に負荷がかかり続けてしまいます。そのため、1時間に1度は立ち上がるなど、身体を動かす時間を意識的に取り入れることをおすすめします。
骨盤の歪みを放置するとどうなる?
骨盤の歪みを放置してしまうと、さまざまな悪影響が現れることがあります。
まず一つは、長時間同じ姿勢で過ごす場合です。骨盤が歪んだ状態で長時間作業を続けると、腰に痛みが出てきたり、肩こりの症状が現れたりすることがあります。骨盤が歪んでいるということは、左右で体重のかかり方に差があったり、頭が前に出て首に負荷がかかったり、右手ばかりを使うことで左側に重心がかからないなど、身体のバランスが左右非対称になりやすいということです。
また、日常的な癖はなかなか直しにくい傾向があるため、何年、あるいは何十年と続けてきた姿勢で作業を行っている場合、その状態を整えていくにはある程度の時間が必要となることもあります。
当院の施術方法について
当院では、このようなお悩みを抱えている方に対し、現在のお悩みが少しでも軽減し、以前よりもより良い生活を送っていただけるよう、お手伝いをさせていただければと考えております。
多くの方が抱えている骨盤の歪みを軽減していくために、当院の施術としては「骨盤矯正」をおすすめしております。
「骨盤矯正」は、その名のとおり骨盤を整え、骨格を本来の位置に戻していくことを目指す施術です。下半身や上半身を動かしながら、周囲の筋肉も緩めて、全身の骨格バランスを整えていきます。また、産後特有のお悩みを抱えている方には「産後骨盤矯正」という施術もご用意しており、産後のお身体のケアをサポートさせていただいております。
改善していく上でのポイント
当院へ通院していただきながら軽減を目指すポイントとしては、まずはできるだけ多く来ていただくことが大切です。当院の施術時間は決して長くはないため、少ない刺激をなるべく高い頻度で受けていただき、身体が元に戻りきらないうちに施術を受けていただくことを推奨しております。
刺激が入り始める時期が一番効果が期待できる時期といわれておりますので、当院に通い始めた際には、最初はできるだけ詰めて来ていただくようにお伝えしております。そこから身体の状態が安定してきましたら、週に何回、または月に何回とメンテナンスとして続けていく方も多くいらっしゃいます。