血流改善
最近水分を摂取することを忘れ、常温水を一基に体に入れると身体が冷えやすくなるように感じます。
以前から足のむくみを軽く感じていて、家族に血行が悪いのではと言われました。足のむくみの原因が知りたいです。
以前より擦り傷や痣が治りにくいと感じます。これは血行不良によるものでしょうか?
前から肩こりを感じていましたが、水分を取る回数が減り、最近より感じるようになりました。
仕事が忙しく肩こりや腰痛が全然引きません。これは血行不良が原因によるものでしょうか?
血流改善に対する当院の考え
血行不良はむくみの原因や、肩こり・腰痛の原因になることがよく知られています。
人間の体には、成人で体重のおよそ13分の1もの血液が流れています。血液は摂取した栄養分や酸素を末端の細胞まで運ぶほか、老廃物や二酸化炭素を腎臓や肝臓などの処理器官に運ぶ役割も担っています。
血行が悪くなると、栄養分が体の隅々まで行き渡らず老廃物が蓄積されるという悪循環が起こり、肩こり・腰痛の原因となります。夏の時期でも冷房などで冷えてしまい、血行が悪くなり、肩こり・腰痛の原因になることもあります。
血流改善を放っておくとどうなるのか
血行不良はむくみの原因や、肩こり・腰痛の原因になることがよく知られています。しかし、血行不良によって引き起こされる症状はそれだけではありません。例えば吐き気や生理不順、自律神経の乱れなど、日常生活に支障をきたす症状も多く発生します。
さらに血行不良が進行すると、脂質異常(高脂血症)から動脈硬化、そして脳梗塞などの脳血管疾患や心筋梗塞など、生命に危険を及ぼす疾患にまで発展することもあります。
このように、血行不良が起こると快適な日常生活を送れなくなり、仕事などにも支障が出て周りに迷惑をかけてしまう等の問題が起こりうる症状と言えます。
血流改善の方法
血流改善の方法はいくつかあります。
まず1つ目は運動です。慢性的な運動不足は血行不良を招きます。
筋肉は血液の循環を促進するポンプのような役割を果たしています。また、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血液を送り出す重要な働きを担っています。運動不足で筋力が低下していると、特にデスクワークなどの長時間座っている仕事で足に負担がかかり、血液を適切に送り出す力が不足する原因となります。適度な運動を行うことで、血液の循環を正常に保つことができます。
また2つ目として、水分不足になると身体は有害物質や廃棄物を排出できなくなり、身体への影響が表れることがあります。こまめに水分を摂るよう心掛けましょう。
血流改善に効果的な当院の施術メニューは?
身体が硬くなったり老廃物が身体に蓄積されると栄養分が十分に行き渡らず、体調不良の原因となります。当院では筋肉をほぐす「手技療法」、全身の筋肉を覆う筋膜を伸ばす「筋膜ストレッチ」、膝から足首周りへの「血流改善プログラム」など、血流改善に効果が期待できる施術メニューを提供しています。
「手技療法」は多くの方に受けていただいており、指で筋肉を掴み、直接的に筋肉に圧をかけて緩める施術です。時間はそれほどかかりませんが、筋肉にダイレクトに働きかけるため、血流が改善し、多くの方から「身体が温かく感じる」「血液がよく巡っている感じがする」とのお声をいただいている施術となります。
その施術を受けるとどう楽になるのか
手技療法だけでなく、「筋膜ストレッチ」と「血流改善プログラム」も血流改善への効果が期待できる施術です。
「筋膜ストレッチ」は太もも周りやふくらはぎのストレッチを行う施術として知られていますが、筋膜は全身を覆っているため、筋膜ストレッチは全身に効果をもたらします。柔軟性が向上するため、血流が滞りにくくなります。
「血流改善プログラム」は膝から下にアプローチし、ふくらはぎ周りの緊張をほぐし足首の歪みを整える施術です。血流の改善だけでなく、歩行時の負担も軽減されます。
血流改善するために必要な施術頻度は?
血流改善するためには、受けていただく施術によって必要となる頻度が異なります。
手技施術だけでも効果が期待できますが、施術中身体を動かさないため、自宅でのケアが大切になります。 自己ケアが難しいという方は、お身体の状態にもよりますが最初は週に3回は来ていただけると筋肉が硬くなる前に緩めていくことが期待できます。
また、筋膜ストレッチや血流改善プログラムを組み合わせる場合、当院での施術によって身体を動かす機会が増えます。そのため、こちらもお身体の状態によりますが手技療法のみよりも頻度を空けて受けていただいても問題ないと考えております。